腹腔鏡手術は開腹手術に比べ視野が狭く、器具の扱いなどに関して高度の技術と経験の積み重ねが必要です。私たちは、腹腔鏡手術をスムーズに行い、特有の合併症を防ぐために様々な努力をしております。特に、腹腔鏡の手術手技を定型化してスタッフの教育体制を充実させたことにより、最近3年間で4名が難関である日本内視鏡外科学会の技術認定に合格しました。また、手術手技に慣れたスタッフによるチーム編成で腹腔鏡下手術を行い、その成績を厳密に評価しています。もちろん、患者さんが開腹手術を希望されるのであれば、その意志を尊重します。