2016年4月、金子健一朗が赴任したのを機に非常勤医師体制から常勤医体制になりました。2017年4月に加藤翔子、2018年4月に松下希美が加わり、新たに小児外科グループが誕生しました。金子は小児外科学会指導医で、前任地の名古屋第一赤十字病院では年間400例以上の手術を手がけました。小児に対する低侵襲手術に関しても、ヒルシュスプルング病の経肛門的プルスルーや胸腔鏡下肺葉切除など東海地区や日本において先駆的に導入してきました。よって2016年以降の愛知医大では、すべての小児外科疾患が実施可能となり、地域の小児医療への貢献だけでなく、高難度の疾患や手術にも対応できるようになりました。2016年当初は年間50例程度の手術件数のペースでしたが、すでに年間200例を超えています。